NBA2018-19戦力分析-Pacific Division-

NBAの2018-19シーズン開幕まで1ヶ月を切って参りました!

今オフもスターの異動、有望なドラフト選手の追加、そして昨年ケガでシーズンを棒に振ったメンバーの復帰で、戦力図が大きく変わってきそうです。

 

今回も独自の分析で、まずは注目度の高いパシフィックディビジョンから簡単なチームのサマリーとパワーランキングをつけてみようと思います。

(総合力はNBA2Kの選手レートや昨年のスタッツなどを参考につけております)

 

◆Golden State Warriors

1/5位 チーム総合力99 オフェンス力99 ディフェンス力97

今オフにオールスターセンターのデマーカス・カズンズが加わり、弱点がなくなった王者は3連覇がほぼ濃厚な状態に。レブロン加入のレイカーズとのカードは見物だが、ディビジョン内にもはや敵はいない状況。近年はストレッチ4を支えるいぶし銀タイプのCを起用していたが、3P確率が35%を超えるカズンズ投入時は更に作戦の幅が広がるか!?年明けからのケミストリー構築となるが、プレイオフまでには完成した史上最強のチームが見られるかもしれない。

引用 https://www.youtube.com/watch?v=EB5MIW_1RyA

 

◆Los Angeles Lakers

2/5位 チーム総合力93 オフェンス力97 ディフェンス力90

今オフ1番の話題と言えば、なんと言ってもレブロン・ジェームズのレイカーズ加入だろう。この影響により、LAL王朝復活を期待する者も少なくない。しかし、ポール・ジョージやクワイ・レナードといった2番手スター選手の獲得に失敗したことで、優勝を狙うのは来期以降に持ち越し。今季はレブロンやレイジョン・ロンドがいかに若手、特にロンゾ・ボール、ブランドン・イングラム、カイル・クズマを成長させられるかがカギとなる年。長年苦しんだルオル・デンとティモフィ・モズコフのサラリーキャップの問題も解消し(デンのは今後も影響はあるが・・・)来期は十分なキャップスペースを確保しているレイカーズ。王朝復活へ向け、指揮官ルーク・ウォルトンの下、果たしてどのような戦い方をするか。個人的には今夏サマーリーグMVPのジョッシュ・ハートの活躍にも期待したいところ。

 

◆Los Angeles Clippers

3/5位 チーム総合力83 オフェンス力85 ディフェンス力82

クリス・ポール、ブレイク・グリフィンに続き、ディアンドレ・ジョーダンが退団し、一時のロブシティは解散。オフ早々にオースティン・リバースの代わりにマーチン・ゴーダットを獲得するも、インサイドの守備力低下は否めない状況。ドバイアス・ハリス、ダニーロ・ガリナリ、パトリック・ビバリーなどのケガ人が戻ってくるだけでも戦力に厚みは増すが、全体的にインパクトに欠けるロスターなため、来期のクワイ・レナード、ジミー・バトラー獲得へ向け、若手の成長など、前向きな材料を揃えたい。ハリス、ガリナリが軸となり、ルー・ウィリアムズの起爆力で勝利数を稼ぐことで、今季も勝率5割はキープしたいところ。

 

◆Phoenix Suns

4/5位 チーム総合力79 オフェンス力86 ディフェンス力73

低迷中のチームは21歳のデビン・ブッカーとドラフト1位指名のディアンドレ・エイトンを中心に再建を図る見込み。エイトンは現役No.1センターの呼び名が高いジョエル・エンビードを彷彿させるスキルの持ち主とあって、PHXファンはシーズン開幕が待ち遠しいところだろう。ロスターにはTJ・ウォーレンをはじめ、ジョッシュ・ジャクソン、ドラガン・ベンダーなど、芽が出てきている選手もいるだけに、低迷する期間はそう長くはないかもしれない。但し、現状スタメンPGのポジションを任せられる人材がおらず、シーズン開幕までに補充が間に合わなければブッカーのPG起用も有り得る非常事態。

 

◆Sacramento Kings

5/5位 チーム総合力76 オフェンス力75 ディフェンス力78

ドラフト2位指名でマービン・バグレーⅢを獲得し、バディ・ヒールド、ディエーロン・フォックス、ウィリー・コーリー・スタイン、ボグダン・ボグダノビッチ、ジャスティン・ジャクソン、スカル・ラビスィエと成長楽しみな若手が揃っているだけに、長い目で見れば期待値は高い。但し、あくまで現状という意味では群雄割拠なWestで戦える戦力は整っておらず、今季もドアマットが濃厚。特に来期は1巡目指名権を持たない分、将来のチーム中心選手を探す過程で大型トレードに乗り出す可能性も高い。注目のバグレーⅢはサマーリーグで活躍できなかった分、開幕後に実力を証明したいところ。

 

簡単ではございますが、如何だったでしょうか。

以上5チームの戦力は以下の通りです。数字を並べるとGSWの強さが際立ちますね。

 GSWLALLACPHXSAC
オフェンス力9997838675
ディフェンス力9790827378
総合力9993837976

一旦ディビジョン別にまとめた後に、カンファレンス別の順位予想などに繋げていければと考えています。

次回はNorthwest Divisionの戦力分析を行っていきます!

 

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